ここは、1999年8月16日に、東急世田谷線の七軒町駅跡地を撮影してきたデジカメ写真を公開するページです。
廃線跡だとか、消えた駅だとか、そういうのは、どこか遠くに旅行して見てくるものだと思ったんですが、「玉電が走った街 今昔」(JTBキャンパスブック)という本を読んでびっくり。身近にも、そんな場所があったんですね。しかも、何度となく歩いている場所に。渋谷駅のJR線路の下を通過する線路跡の通路というのは、渋谷経由で移動する用事があったときに確認してきました。残念ながら、そのときはデジカメを持っていなかったので、写真はありません。七軒町駅跡は、ちゃんとデジカメを持って見に行きました。
三軒茶屋方面ホーム跡地を見る。この写真は、三軒茶屋方面から下高井戸方面を見たもの。この手前に少し行った場所は松原駅で、視線の先の方に下高井戸駅があります。現在は、工事用車両の置き場になっているようです。
脇の踏切上からホーム跡地を見る。確かに、いかにも駅でもありそうな形の土地が残っています。
脇の踏切上から下高井戸方面をまっすぐ見る。はっきり言って下高井戸までは近いです。歩いて行くのに不自由を感じないほど近いです。
脇の踏切上から三軒茶屋方面をまっすぐ見る。ちょっと見難いですが、すぐ松原駅です。七軒町駅等を潰して、松原駅を作ったようです。
脇の踏切上から西の方を見る。かつて駅前だったという雰囲気ではないですね。
脇の踏切の西側から、松原方面をやや斜めに見る。
脇の踏切の東側から、下高井戸方面をやや斜めに見る。右側が駅跡地です。
脇の踏切の東側から、松原方面をやや斜めに見る。
脇の踏切の東側から、西側方面を見る。
線路をじっくり見る。JRより幅は広いし、しかも複線なのだから、馬鹿にしたものではありません。
脇の踏切の西側から、下高井戸方面を見る。立派な歩道ができてしまっています。少なくとも20年前には無かったような気がします。
脇の踏切の西側の角の家の花。電車と花とは良い取り合わせですが、うまく両方を同時に撮影できないのが難点です。
線路を挟んで、ホーム跡地を見る。おそらく、このあたりに、下高井戸方面のホームがあったと推測されます。
やや下高井戸方面から、線路を挟んで、ホーム跡地を見る。この角度からだと、なんとなく、ホームがあるかのように見えます。
安全のため線路には入らないようにしましょう。
駅跡地からやや下高井戸側の東側にある道を西側から見る。不自然に行き止まりになっているのですが、ここから駅に入れたとすれば、この道の存在意義が分かります。
駅跡地からやや下高井戸側の西側にある湧水。参考書籍「玉電が走った街 今昔」で言及されているものと思われます。こんなものがあったとは、今まで気付きませんでした。
おお、80型2両編成がやってきたぞ。
東側の道は、自転車置き場になっています。振り返るとそこに駅があると想像すると……、違和感がないですね。
自転車置き場を背景に150型電車も走ります。
ちなみに、このあたりは、かつては庭みたいなものでした。なぜかというと、この近くにある「かえで幼稚園」というのに通っていたためです。しかし、「かえで幼稚園」は既になく、その場所は世田谷区の児童館になっています。ちなみにinfoseekで検索したら、こんな「かえで幼稚園」がありましたが、まったく無関係な別物です。
七軒町駅と同時に消滅した六所神社前駅の跡地も見てきました。内容は、パッと見ても見つからない・隠された謎としての世田谷線・六所神社前駅ホーム遺構をご覧ください。
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作成：川俣 晶