最終更新: Mon Sep 12 15:30:38 2011
200万画素クラスのデジカメ戦争では、C-2500Lを買いましたが、300万画素クラスのデジカメ戦争に関しては傍観を決め込んでいました。明らかに感度不足でアンバランスであることが明らかだったからです。しかし大阪への出張を控え、出張の唯一の楽しみであるデジカメ撮影のことを考えたところ、C-2500Lでは感度不足であり、かつ、サイズが大きく嵩張りすぎ、かといって今更30万画素デジカメを持ち歩くのも物足りないということで、新規購入に踏み切りました。
モノは、ハニカムCCD搭載で感度アップしている宣伝されるFinePix 4700Zです。これは、宣伝上は4.3Mピクセルと言われていますが、実際には200万画素クラスでしかありません。実際に、撮影結果を見ても、汚いとしか言いようがありません。しかし、感度がアップしていることは間違いありません。実際に、Internet上の評判を見ると、100万画素クラスのデジカメとして利用する場合の結果は良好という評価を見て、購入を決断しました。ですから、私としては、400万画素級デジカメを買ったのではなく、高感度100万画素デジカメを買ったつもりです。
実際に少し撮影してみましたが、やはり、最大解像度2400x1800の撮影結果は汚すぎます。これは、そのままでは実用に耐えません。1ランク落とした1280x960は、非常に良好です。これなら実用になります。おそらく、これを常用することになるでしょう。容量的にも、64MスマートメディアでFINEモードで100枚撮れます。今回のサンプルの多くはNORMALで撮ってしまいましたが、これからは1280x960のFINEを常用したいと思います。
その他の印象としては、やはり、コンパクトであることが予想以上に良いです。C-2500Lのときは、カメラを買ったという気分が大きかったのですが、この機種の場合は、素晴らしいオモチャを手に入れたという気分の方が大きいです。小さく軽く、気軽に持ち歩けるということで、QV-10時代の感覚に戻ったような気がします。
問題点はやはり電源です。標準付属の充電器は、なんと充電に13時間も掛かるものなので、急速充電器は必要でしょう。また、アルカリ電池が使用できますが、マクロモードに入れると新品の電池でも電源が落ちます。つまり、アルカリ電池にはあまり大きな期待はできないということです。
総合的な評価としては、二重丸です。これは、いつも持ち歩きたいアイテムと言えます。本来的な意味でのデジカメとして良い物を買ったと思っています。
FINE | NORMAL | BASIC | |
2400x1800 | |||
1280x960 | |||
640x480 |
以下は、このあたりが妥当かと判断した1280x960のNORMALモードでの撮影結果です。
QUICK MENU: [新館] / [旧館] Official→ [表紙] [著作] [旧館] Private→ [鉄道] [模型] [3DCG] [音楽] [写真] [日記]