ここは川俣晶のウェブサイトの[旧館]にあたります。[新館]としてオータム マガジン川俣晶の縁側があります。


最終更新: Mon Sep 12 15:30:55 2011


オータム写真館・はじめての江戸東京たてもの園

 2001年7月1日に,江戸東京たてもの園に行って来ました。(2001年10月9日注記: 最初はhttp://www.wnn.or.jp/wnn-tokyo/edo/tatemono/edt_1.htmlへリンクしていましたが、http://www4.ocn.ne.jp/~tatemono/が公式であると桜田順さんよりご教示頂きましたので、変更しました。この他に、江戸東京博物館のサイトにも情報がありますが、江戸東京たてもの園のスタッフが自ら作っているサイトは上記URLのものだそうです。


撮影機材:Nikon CoolPix 880 (ただしnetpbm等で加工されています)

サムネール画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。


玉川上水

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バス停,江戸東京たてもの園前で降りると目の前に玉川上水が。うちのすぐ裏手にも玉川上水がありますが,完全に埋められています。しかも,埋まる前の記憶はかすかにあるんですが,凄い濁流で極めて危険。鉄条網で囲われていたような危ない代物でした。それを考えると,極めて嘘っぽいたたずまいに見えますね。

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泳ぐ鯉たち。やっぱり玉川上水らしくないなぁ。

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絵を描く人がいました。確かに緑は綺麗です。

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上水の脇の木。元気に延びています。

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ちょっと離れて橋を見る。こうして見るとどこが上水なのか分かりません。

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こうして見ても,やはり,草と木々が深く,どこに水があるのか分かりません。

入り口に至る

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振り返ると,江戸東京たてもの園に向かう道が……。

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奥に進むと広場があり,更に奥に江戸東京たてもの園のビジターセンターが見えてきます。この建物は旧光華殿(紀元2600年記念式典のために仮設された式殿)だそうです。

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これが看板です。

園内

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ビジターセンターを出たところで,緑と建物が目に入ります。

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まず最初に目に入ったのがこの大砲。時刻を告げるために宮城で発砲していたもの(いわゆる「ドン」)だそうです。実に立派な大砲なので感心してしまいました。太平洋戦争の結果,この手の文化遺物は日本では残りにくいもので。

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田園調布の家(大川邸)です。ここの凄さは,実際に建物の中に入ることができ,しかも,各建物に説明員がいて,いろいろ教えてくれることです。なんて素晴らしい。

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田園調布の家(大川邸)から前川國男邸を望む。実に絵になりますね。

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田園調布の家(大川邸)と前川國男邸の中間当たりの木から前川國男邸を見る。コケの生えた巨木がさりげなくあったり,植物の多さも魅力の内です。

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田園調布の家(大川邸)の裏手。あじさいの花が咲いていました。

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前川國男邸の裏手です。

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小出邸の内部から庭を見たところ。何が素晴らしいと言って,縁側の存在が魅力的ですね。

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前の写真の縁側を外から見たところ。西洋風と和風のうまい融合住宅に見えますね。ぜひ住みたいタイプの家です。

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常盤台写真場

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三井八郎右衞門邸

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これが,あの高橋是清邸です。2・26事件で軍人達が踏み込んだ建物がこれなのです。説明員が詳しく教えてくれました。建物内が複雑で,2階に上がる階段が扉の中だったため,高橋是清が寝ている場所に行くことができず,書生に案内させた,というような話もしてきれましたが,確かにこの建物は分かりにくい構造です。現物を見れば説得力は完璧です。

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なんと贅沢なことに,ここでお茶を飲んだり,茶そばを食べたりできます。あの高橋是清の住んだ建物でくつろぐことができるなんて,なんという贅沢!

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高橋是清邸裏手。あまりに居心地がよさそう。

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西川家別邸

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西川家別邸から高橋是清邸の裏手を見たところ。

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伊達家の門

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流れる水

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皇居正門石橋飾電燈と万世橋交番

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皇居正門石橋飾電燈のアップ。凝った細工がされています。この手のデザインは,今はもう無いタイプのものですね。

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万世橋交番のアップ。隣に昔の郵便ポストもあります。

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上野消防署(旧下谷消防署)望楼。監視塔の先端部分

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都電7500型。当時の路線図まで再現されているのはさすが。しかも内部の扇風機がちゃんとまわっていました。

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村上精華堂

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天明家(農家)の裏手。藁葺きと瓦葺きが同居しています。

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天明家(農家)の裏手。この板張りの感覚が何とも言えません。確かに,昔はよく見かけた感じです。

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天明家(農家)の中には,蚊帳が吊ってありました。うーん,凄い。

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仲良く建つ三軒の建物

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鍵屋(居酒屋)

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子宝湯

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仕立屋

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小寺醤油店

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小寺醤油店の展示物。色あせてますが,鯨の大和煮の缶詰ですよ。

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米屋です。店内は土間があって,そこから畳の部屋に続いています。昔は,こういう店構えが多かったのでしょうね。(2001年10月7日追記: この記述は痛恨のミスで、表札が「川野米蔵」とあるのは住んでいた人の名前。正しくは和傘屋です。桜田順さんよりご教示頂きました。)

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この屋根の角度が何とも言えません。手前は四角いのですが奥は三角というのが独特な味ですね。

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屋根の上に見える木々が絵になりすぎます。

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旧自証院霊屋

 というわけで,おしまいです。見て分かるとおり,全ての建物をしっかり見るにはほどとおい状況でした。そのうちに,また行くことになるでしょう。



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作成:川俣 晶
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