
ふと、「裸にもてれたな」が未所有の単行本でどうなっているか気になったので、ACセレクト版1/TOPコミックス版1をゲットしました。
まあ結論から言えば「裸にもてれたな」で変化なし。違うのは確認した範囲で初回雑誌掲載のみです。
突然、「これは九州弁/博多弁ではないか?」という疑問が出てきて調べたところ「てれっと」という形容詞があることが分かりました。意味は「だらっとしている」だそうです。
しかし、「てれたな」ではありません。良く分かりません。
という話は手おき、実際にゲットしてみるとかなり印象が違うことに驚かされます。
この2冊はいずれも版が文庫サイズより大きいので、細部までよく見えて印象が違います。またグレーの再現がもっと良好で、【イエロークリークに風が吹く】の扉絵などは印象がかなり変わります。
また、どちらの版も本の扉に使用されている以下のイラストは記憶にありません。

もう1つ気づいたのですが電子版1巻の表紙はACセレクト1の表紙イラストそのものです。また、電子版3巻の表紙はTOPコミック版の表紙イラストそのものです。では、電子版3巻の表紙はACセレクト2の表紙かというと、ネットで見る限りこれは違うようです。出自は良く分かりません。
というわけで、だいたい結論が出てきました。
どの版で読むのが最善か。
サイズが大きいので、文庫サイズよりはACセレクトまたはTOPコミックスの方がお勧めです。連載は、サイズが大きいのですが、紙の質が悪いのと、描き足しのページが含まれないのでお勧めではありません。
では、ACセレクトまたはTOPコミックスのどちらが良いかと言えば、紙の質はTOPコミックスの方が良好で綺麗にクリアに見えます。しかしながら、TOPコミックスの方は1巻しか出ていないようなので、最後まで読めません。紙の質で劣りますが、ACセレクト版で読むしかありません。電子版を大きい画面で読むのも手です。【イエロークリークに風が吹く】の扉絵のグレーも綺麗に見えます。