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EBCDIKとEBCDICに関する追加解説


最終更新: Mon Sep 12 15:31:11 2011


 この情報は、本書190ページ「2.2.10 メーカー独自コード(JIPS, KEIS, JEF, EBCDIK)」を補足するものである。


 IBM汎用機の文字コード体系はEBCDIC(Extended Binary Coded Decimal Interchange Code)という。これにカナを拡張したものが、EBCDIK(Extended Binary-Coded-Decimal Interchange Kana Code)と呼ばれるものである。しかし、これとは別に、EBCDICを各国語拡張した文字コード体系があり、これもEBCDICと呼ばれる。もちろん、漢字を含む日本語対応のEBCDICもある。そのため、EBCDIKと、日本語のEBCDICのどちらも実際に存在するものである。EBDICはバリエーションが多く、日本語の使用できるEBCDICは1種類ではない。

 詳細は、IBMのサイトから、EBCDICなどのキーワードで検索することで得られる。たとえば、 IBM S/390のオンラインマニュアルのあるページのTable.50等に、主要なEBCDICのバリエーションが記載されている。


 本稿の執筆にあたっては、山本康彦さんにご教示頂いた。感謝。


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作成:川俣 晶
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