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時限流作例 Hasegawa 1/72 Yakovlev Yak-3

Yak-3 Picture 1


最終更新: Mon Sep 12 15:30:10 2011


制作の経緯

 時限流指南書に,1/72の小型機が良いなどと書いてしまったので,実際にそうなのか検証するために,1/72の小型機を作ろうと思って近所の店まで見に行ったら,このキットがいかにも売れ残りっぽく置いてありました。レシプロの第2次大戦機で大きさが手頃だし,塗装済みキャノピーが付属。しかも,ソ連機と言うのに,心くすぐられて購入決定。しかしまあ日本機やドイツ機はいくらでもあるのに,ソ連機のキットの少ないこと。

制作のポイント

 基本的には,時限流のセオリー通りに組んであります。カラーリングに関しては,少し試行錯誤しています。インスト通りの色ではバランスが悪いので,だいぶ違う色を塗っています。

 工作上の失敗点としては,左側面(正面から見た右側)のデカールを間違えてしまい,まったくデタラメな状態になっていることです。デカールをオーダーして直そうかと思いましたが,そういうことに気を遣うと永遠に完成しないので,エイヤッとそのまま完成させました。

 キャノピーが曇っているのは,つや消しのトップコートを吹いているためです。ただ,曇っても後からクリアを塗れば透明度が復活するのは実験により分かっています。

 それから,塗装済みキャノピーですが,最後に乗せてみると隙間が出来て大ピンチ! 塗装済みだから何もしなくてもいいや,と安楽に考えたのは間違いでした。結局,塗料を隙間に流し込んでふさぐという超ウルトラC技で回避しましたが綺麗ではありません。

結果

 作ってみた感想としては,やっぱり飛行機はいいね,と言うことに尽きます。でも,作るのは戦車より面倒かもしれません。戦車はハッチを閉ざしてしまえば,外部しか作らなくて良いのだけど,飛行機はあちこちから中が見えてしまうため,先に中を作って色も塗ってからでないと,組み立てられない工程もあります。単純に手短な時間で完成させたいなら,戦車の方が早いです。


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作成:川俣 晶
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