シヌノラは、拉致と強姦が特徴のキャラとされるが、強姦の回数が多いのは事実としても本当に拉致は多いのか気になって調べました。
拉致の定義は以下の通りとします。
- シヌノラ、トチロー、ハーロックのいずれもが意図しない移動が発生した
つまり、その場で犯されたのなら拉致に含まれません。つまり、自分から乗った馬車の中で犯されてもそれは拉致にカウントしません。馬車にいるシヌノラに誰かがやって来た場合も拉致に含めません。
ただし、同じ建物内と思われるケースでも、別室に無理矢理連れて行った場合は拉致に含めます。ただし微妙なケースはあります。
以上の定義により拉致は以下の11回となります。
- イエロークリークに風が吹く 先に帰ったはずのシヌノラが帰っていない
- ガニマタ賛歌 アクメータの銃に失神させられた
- 女医・サン・ダウナーズ エロクトが部屋に連れて行った
- 紳士タタンダール タタンダールが連れて行った
- ウエモンの呪い 夫婦の寝室に連れ込まれ犬に犯された
- マゾ タウンの雪 街の女と間違えて連れ去られて犯された
- チカメとクマと女と穴だけの町 レズの案内人に連れ去られて犯された
- ゴーストタウンの地底人 建物の間に連れ込まれて犯された
- ベアロックの固い肉 拉致されて犯された
- ジャマシティのマッチロック 拉致されて犯された
- ロッキー山脈のガニマタ群 拉致されて犯された
この11回はけっこう微妙な数字です。
全31話中に11回も拉致されていたら【拉致されやすいキャラ】と認識されてもおかしくはないものの、頻度としては3話に1回程度であり、そこまで多くはない感じも受けます。
もう1つ、拉致は明らかに後半の方が増えます。3巻組の2巻以降に顕著に回数が増えています(1巻の分は僅か2回に過ぎない)。これは組織の男に会いに行く展開の頻度が減った分を拉致が埋めているとも考えられます。
また最後の方になると物語的な深みは希薄になり、ただ拉致されて犯されるケースも増えていきます。これはページ数の減少とも関連する話だろうと思います。