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最終更新: Mon Sep 12 15:31:01 2011


日々の世田谷線

日々のリスト

企画いちおう終了のこと

 2001年2月10日を最後に,世田谷線から旧型車両がすべて引退したことにより,引退後にはもう見られない普通の世田谷線の日々を記録するという意図は完了と言うことになります。ですので,この日付をもって,この企画は終了とします。ですが,これで世田谷線を撮影するのを一切やめるということではなく,気が向けばまた撮るでしょう。もしかしかしたら,このコーナーに時々写真を追加することになるかもしれません。

このページの趣旨

 世田谷線とは、関東の私鉄である東急の一路線で、かつては玉電と呼ばれていたものです。玉電は一種の路面電車でしたが、モータリゼーションの流れを受けて自動車道路の中を走る併用軌道が地下路線化され、道路と併用しない専用軌道だけが残されました。これが現在の世田谷線です。下高井戸と三軒茶屋の間を結んで運行されています。

 一見時代遅れに見えますが、実は廃止される予定はまったく無く、沿線住民の評判も良いようです。1999年より300系と称する新型車両が続々と新造されているほどです。このことは、自動車と同じ路面を共有することが好まれないだけで、実はこの種の鉄道には厚いニーズが存在することを示していると思われます。

 しかし、新型車両の配備に伴って、旧型車両は順次引退することになっており、これらの古き良き車用を見られるのは、もうそれほど長いことではありません。

 そこで、少しは写真に撮って残そう、と考え、撮影を始めました。下高井戸は徒歩圏内であり、よく下高井戸の商店街に行くという事情から、下高井戸駅近辺に行ったらついでに撮影するという作戦で取り組んでいます。ほんの数分寄り道するだけで撮影できるので、貧乏暇無しの私でも、何とかなります。まさに地元の地の利!

 車両の引退などが起こるときには、さよなら運転などを撮影する人は多いのですが、後から本当に欲しくなるのは、それらの車両が日常的に運行されている姿です。ですから、さよなら運転の当日に看板を付けられて運転される特別列車ではなく、普段の姿を撮ることが重要と思います。それから、同じような意図で撮影に来ている人を見かけることがありますが、新型の300系だと撮らないようですね。でも、それは違うと思います。300系が引退する頃には、デビュー当時の300系の写真に価値が出るはずです。というわけで、この企画には新型300系の写真も含みます。

 その結果撮影した写真を、ここに掲示します。資料的な意味合いで掲示するもので、旅行記のようなエンターテイメント的なコメントは付けません。


参考リンク


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作成:川俣 晶
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