自分の場合、ガンフロンティアは1巻が最も興奮し、2巻、3巻に行くにつれて物足りなくなっていきます。
しかし、その理由が分かりました。
各巻の収録話数を見るとそれは明確です。
以下の巻数分けは秋田漫画文庫版(3分冊)によります。
どの巻も厚さは大差ないのに、収録話数がどんどん増えています。それは1話当たりのページ数が減っていることを意味します。その結果、描写の濃さはどんどん薄まっていき、ジャマシティのマッチロックに至ってはエッチ描写は(ハーロックとシヌノラの和姦を除外すれば)事実上縛られた全裸のシヌノラの「この人達のは大筒じゃなかったわトチロー」の一コマだけ。初期なら確実に黒バックにシヌノラの白い裸身を描いたコマが何個かあるような状況です。もちろん、「この人達のは大筒じゃなかったわ」はシヌノラへの輪姦が行われたことを示して興奮しますが、具体的な輪姦をイメージさせる前提情報は提示されていません。初期なら相手役としてデラメダムのような濃い男キャラが登場するような状況ですが出てきません。敵の誰かのキャラクター性を提示するような描写は無いのです。それは単純にそれを描く【ページ数が足りない】ことを意味しているのでしょう。
まとめると、以下のようになります。
- 先に進むにつれて1話のページ数が減り、物語が薄味になり、エッチ描写も減る
- 特にシヌノラのエロいコマは大幅に減っていく
- シヌノラが脱ぐ頻度も大幅に減る。たとえば最終話の【さらば ガンフロンティア】で彼らはつるし首にされるがシヌノラはスカートを持ち上げられるだけで全裸にされない (他にエロシーンも無い)