概要 §
松本零士の描く典型的な線の細い美女です。
男は殺せ、女は犯せがルールの西部開拓時代を舞台に、日本人のトチロー、ハーロックと共に日本人の仲間を捜す旅を行います。その過程で、毎回のように拉致され、強姦されますが、どこかそれを楽しんでいるようなムードを持つ謎の美女です。
シヌノラの心情は「理解しがたい」と評されることも多いのですが、徹底的な作品分析を通してその心情は理解可能であるという認識から、このファンサイトが作られています。
名前 §
「シヌノラ」としか語られていません。フルネームは不明です。
また、「シヌノラ」が本名はなく偽名や通称という可能性は高いと考えられます。
「シヌノラ」という言葉は、実在する人名ではなく、日本語の猥雑な言葉を元にした造語であると考えられます。(このネーミングスタイルは、トチローとハーロックを除くガンフロンティア登場人物を通して一貫したポリシー)
2016/06/13追記: 松本零士はエロシーンで女性に「いく、しぬ、やめて、やめないで」と言わせているので「しぬ」は「アクメ」に相当し、「シヌノラ」も「アクメータ」と等質の造語としての名前だと推定していますが、真相は霧の中です。
英語表記は、英語版のWikiPedia(Gun Frontierアニメ版の情報)を見ると、ShinunoraとSinunolaの双方があって、オフィシャルに決まった綴りはないようです。実在の名前ではないので、確定的な表記も存在しないようです。このサイトではShinunoraの表記を採用していますが、これは確定的なものではありません。
年齢 §
不明です。ただし、成熟した若い女性であり、少女ではないようです。
人種 §
白人です。フランス系という可能性が濃厚です。
フランス革命でアメリカに逃げてきたフランス貴族の第4世代という説がこのサイトで提唱されています。(詳しくは「シヌノラの過去のプライベートを知る唯一の男・タタンダールの正体を考察する」と「タタンダールとシヌノラの関係・驚愕の父娘近親相姦説の根拠は何か?」を参照願います)
職業 §
アメリカ大陸に移住したインディアンではない別の人種(ゴーストウェスターナー=日本人)の居住地を探索して、それを壊滅させようとする政府系秘密組織のエージェントです。
「組織の生物学者」とされることもありますが、本当に学者であるかは疑問です。(詳しくは「若いシヌノラは本当に生物学者なのか?」を参照)
途中から組織を裏切ります。
性に関する嗜好 §
非常にレアな概念ではありますが、「男性向け誘い受」(男性向け誘い受Wiki参照)と推定します。同Wikiより定義を引用します。
(「男性向け誘い受」とは) 別個に、あるいは同時に複数の男性との性的行為を行う状況を、意識的かつ間接的に作り出すが、実際の行動においては受動的な立場を取る女性の行動、あるいは女性そのもの
(詳しくは同サイトや「謎を読み解く起点・典型的な男性向け誘い受キャラクターとしてのシヌノラ」等を参照)
実際、シヌノラは強姦を拒まないという描写を何回も見て取ることができます。
また、強制的に行われる快楽行為の比率が高いというのも事実ですが、その状況からの脱却を望む描写は見られません。
なお、具体的な行為としてはフェラチオの比率が高いのが特徴です。その他、多人数プレイ、アナルセックス、レズ、獣姦なども経験しています。
登場作品 §
タイトル: ガンフロンティア
著者: 松本零士
出版社: 秋田書店またはeBook Initiative Japan
版の一覧とその違いはガンフロンティアの3分冊版、2分冊版、電子版の相違に別途まとめました。
なお、2分冊版には「ガンフロンティア外伝 西部長屋人別帖」が収録されていますが、シヌノラが登場しない等のいくつかの理由からこれは対象から除外しています。(「ガンフロンティア外伝 西部長屋人別帖について」参照)
ガンフロンティアは2002年にアニメ化されていて、これにもシヌノラは登場しています。しかし、エロいところが全くなく同一のキャラとは見なせないため、これも本サイトが取り上げる対象から除外しています。
「ガンフロンティア」あらすじ §
(男性向け誘い受Wikiのガンフロンティアの項より引用)
アメリカに渡った日本人の末裔がインディアンと誤認されて村を焼かれ、そこから生き延びたトチローとハーロックは同族を探して西部を旅します。
その旅に、正体が分からない謎の美女シヌノラが加わります。
シヌノラの正体は政府の秘密組織の生物学者であり、西部にインディアンとは異なる別の人種が住んでいる可能性への恐れから、トチローとハーロックの人種を判定するために送り込まれたものでした。
しかし、二人の生き様に触れたシヌノラは、彼らこそが真の男であると認め、組織を裏切って二人の側に付きます。
最終的に二人の祖先の故郷である日本は海の向こうにあると分かり、そこに帰るため、トチローは非常に危険な海に乗り出します。しかし、白人とのハーフのハーロックは、西部でもやっていけるだろうと残されます。
そのとき、シヌノラは、トチローの子を宿していました。
